フラヒス=ヒベルニア

フラヒスのプロフ画像フラヒスのプロフ画像
フラヒスのプロフ画像
登録名:  フラヒス=ヒベルニア
性別:  男の子。
年齢: 16歳
体格: 身長147センチ
体重33キロ
種族: ゼノン人
  ↓(死亡転生)
アンデッド
ルーツ: 農民
イメージヴォイス: 甲斐田ゆき
登場作品: キングダムオブカオス
 (アイディアファクトリー)
活躍時期: 2003年1月~3月(オールド)
2003年6月~2004年2月(ネバーランド)
- プロフィール -
基点(ゲーム開始時はこんな感じ):
 一通りの勉強を終え、社会に出たばかりの16歳の少年。まだ世間知らずで言動が子供っぽいけど、前向きかつ全力で目の前の事に取り組む。
 人見知りをしないので他人とすぐに打ち解ける事が出来るが、一方で恋愛感情が発達していない。肉体的にも未発達なせいで、とても16歳には見えない。
経緯(ゲーム中こんな事がありました):
 最初の仕官先はオルトゼス。ここで、軍事の仕事に携わる。もっとも、当時のオルトゼスは侵略目的の武力を放棄していたので、もっぱら防衛目的の軍隊ではあったが。
 そこで事務方として働いていたが、内務の人間と、とある事が原因で衝突。対立したまま出奔。
 次に、魔導国家ジネバスに仕官。ここでは開発関係で働く。
 そんなある日、海を挟んだ隣国バラハンが宣戦布告。徹底抗戦を貫くものの、軍事力の差からジネバス陥落は目前となる。
 そこで、突撃目的の、有志による決死隊が結成され、フラヒスもそこに加わりバラハン宮殿へ向かう。
 宮殿の護りは当然ながら堅く、戦いの初心者フラヒスが相手出来るものではなかった。すぐに体のあちこちを切り裂かれ、痛みと恐怖から恐慌を起こし、剣を振り回しながらヨロヨロと逃走を始める。幸いにして、味方の数が相当数あった為に、戦線を離脱している傷ついた少年をわざわざ追撃しようとする物好きはいなかったのだが、疲労と出血はフラヒスの体力を大きく奪っていた。
 そして、意識が朦朧とする中、崖から足を滑らせ転落、海中に没する。

 気がつくと、はるか異国トラテペスの海岸線に打ち上げられていたらしく、地元の住民によって手当てを受けていた。
 そのせいか、体に異常はなかったが、過去の記憶が失われており何も思い出せない。それでも、上着に縫い取られていた文字を名前とし、その国トラテペスでの生活を始める。
 トラテペスでは、民間のカジノで勤務。基本はやはり事務方だったが、人材不足から時々店に出てディーラーを勤める事も。
 その一方で、時々記憶の欠落が発生していた。1から数時間の間、まったく記憶がない時間帯が数日に一度発生したのだ。
 ある日。突然、何の前振りもなく、トラテペスに流れ着く前の事を思い出す。オルトゼスやジネバス…つまりは、トラテペスのあるネバーランドから遠く離れた大陸オールドで生活していた日々の事を、そして命を落とした戦争の事を。
 死んだ筈なのに生きている今、時々記憶の欠損が生じる今を混乱の中生き続けるが、最終的には『衝動の塊』が常に現れるようになる。
 そして衝動のまま自分の半身を探し続けるがそれは見付からず、やがてエネルギーを使い果たし失い消滅、本来あるべき姿たる死体に戻る。
袖(生まれ変わる時に):
 昔々、とある魔道士が、己の老い衰えを恐れ、それを防ごうと数々の研究を行った結果、一つの結論に辿り着いた。
 元々ダークエンジェルは、通常の人類とは異なり、分裂で繁殖するのだが、その際に、産まれる中の一体に自分の記憶と能力を魔法で封じ込める事で、肉体を変えつつ精神は永劫に逝き続けると云う手法を。
 残念な事に、その魔法は完璧ではなく、強烈な反動があったのだが、それに気がついたのは10代も分裂転生を繰り返した後。未成熟な肉体に、器を上回る情報を過度に詰め込むが故に身体が耐えられず、すこしずつ遺伝子が奇形化していったのだ。
 しかし、それを知りつつも、辞めれば死が待っている為もはや止める事は出来なくなっていた。
 そして転生魔法による遺伝子の崩壊は止まるどころか加速していき、やがてその肉体は崩壊した。
 それと同時に、その精神から、過去の、転生を繰り返したダークエンジェルの部分が乖離した。乖離した部分は、やがて寄り代を持たないが故に大半が霧散化するが、一部だけが強い衝動となって、海間に漂う死体に憑依する事で消滅を免れる。
 そして、いつか己の半身と再融合し本来の能力を取り戻す日の為に、憑依した肉体を維持する分の最低限のエネルギーのみを使用し充電にかかる。
 やがて知的生命体が群生する陸地に到着、その地に溢れる精神の衝動を吸収し、ダークエンジェルの精神は少しずつ力を取り戻していく。が、一方で、寄り代たる死体の維持にエネルギーを消費する為、なかなか己の半身を探すだけの力は戻らなかったが。
 ダークエンジェルの精神は、普段は、死体のアカシックレコードに記録されている内容を利用する事で、その肉体の生前の知識や記憶を呼び出して使用していた。が、時に、その死体の能力を超えた大きな力を振るわなくてはならなくなる事がある。
 その時には、背中にエネルギー状の黒い翼が広がり、瞳も灰色から紫へと変わる。そして精神性も、本来の要素により近くなる為凶暴かつ享楽的になる。この時もフラヒスと名乗ってはいたが、(本来の)フラヒスとは異なる性格や口調から激しく誰何された時には、『衝動の塊』と名乗っていた。
 この時の言動が『フラヒスの精神』(あくまで擬似的なものだが)に悪影響がある事から、『フラヒスの記憶』から切り離していた。実はオールドにいた頃の記憶が当初なかったのも、切り離しによるもの。自分が死んだ時の記憶を持ったまま普通に生きられる人間はそうはいない。ただこれは後に開放したが、その真意は不明のままである。
裏ネタ(キャラも知らない事):
 性格はともかく外見は『G-Strategy』参加の『ナハルニヴェ・リァフ』の使いまわし。だって描くの面倒だったんだもーん(何
 上着が紫色なのは、その名残。ナハルニヴェは毒蛇と云う意味。で、当時毒蛇と言えば仮面ライダー王蛇(更何
 なので、王蛇のイメージカラーの紫を採用したって訳。SD版はセーラー服なんだけど、デザインもかなり王蛇(ダマレ
名前の由来等:
 フラヒスは、ゲール語で冠定詞ナ(na)が付いた形で『天国』、ヒベルニアは『アイルランド』の意味のラテン語。
 会議室とかの署名が『.59』なのは、名前がフラヒス=天国=てんごく→てん ご く→. 5 9→.59、と。
 因みに元ネタはビーマニIIDX収録のアレね(笑) だから翼が生えてたりする訳だ(何

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